日本の大学入試にもTOEFLが採用される日が近づいているようです。TOEFLが一般的になると、海外留学する人が増えるかもしれません。
※追記:こちらの記事は2013年に書いたものですが、2017年現在、AO入試や推薦入学でTOEFLのスコアを採用している大学が増えています。
~自民党の教育再生実行本部が国内全ての大学の入学試験を受ける基準として、英語運用能力テスト「TOEFL(トーフル)」を活用する方針を固めたことが20日、分かった。月内にまとめる第1次報告に明記し、夏の参院選の政権公約に盛り込む。
TOEFLの導入は、実行本部が、安倍政権の大学入試改革の目玉に位置づける施策の一つ。英文読解を中心とした現在の高校の英語教育のスタイルを一変させる可能性もある。このため、教育現場に混乱を来さないよう5年後の平成30年度ごろからの導入を想定している。(産経新聞2013年3月21日より抜粋)~
今までの日本の教育では英語は全く話せるようにはならないといわれて、もう何十年が経ったでしょうか。
大学の試験にTOEFLが採用されることで、教育環境が変わってくる可能性が高くなりました。
日本の大学でもTOEFLが正式採用されることになれば、大学進学時に日本の大学に行くか、海外の大学に行くのか、というように選択肢が広がる可能性があります。また、海外から優秀な学生が日本にやってくる可能性もあります。
TOEFLが採用される背景には、海外の教育機関でもTOEFLが採用されているため、グローブルな観点から導入しやすいことがポイントになっているでしょう。
現在のところ、企業での採用に関してはTOEICが重視されるため、日本ではTOEFLはそれほどポピュラーとは言いがたいです。これからは、TOEFLが一般的になるのかもしれません。そうなれば、日本の大学と海外の大学の併願が簡単になってくるかもしれません。